政策をくわしく
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基本姿勢ー3本の柱
1. 県民主役
対話を通じて信頼を回復し、しがらみにとらわれない、風通しの良い兵庫県政をともにつくります。
2.地域力向上
県内市町の取組を尊重し応援する「バックアップ型県政」で、兵庫の多彩な資源を活かし、安心して暮らせる兵庫をともにつくります。
3.未来への責任
課題を先送りしない行財政改革で、住みたくなる・住み続けられる、持続可能な兵庫県をともにつくります。 -
【副音声解説】
こんにちは、「ともにひょうご」の湯川です。
政策とかがどうもピンとこないので、自分なりに、ふだんの稲村さんの言葉も付け足しながら読み解いてみる【副音声】シリーズ。
第1弾は、「基本姿勢」。これは、いわばOSみたいなものらしいです。WindowsとかMacとか。そこに「各政策」というアプリが乗っかってきて動くイメージ。なるほど。
では、”いなむらOS”は、どうなってるか。
■まずは、県民主役。
稲村さんはよく「住民がオーナー」と言います。株式会社なら、オーナーは株主であって、会社ではない。同じように、県の”オーナー”は県民であって、県庁ではない。
ちなみに「オーナー」というのは、証券会社出身の稲村さんらしいたとえやな、と感じてます。
県職員がみんな、(県庁組織でも県知事でもなく)「主役」である県民のために動くようになる。
それが1番めに来ているのは、いち住民として、めっちゃうれしく思ってます。
そういえば尼崎市でも「役所が住民の力を活用するのではなく、住民に使ってもらえる役所になる」を掲げていたはず!
■次の、地域力向上。
今回、稲村さんと兵庫五国を泊まりながらまわって、つくづく思いました。広い、兵庫県。ぜんぜん違う、兵庫県。神戸と赤穂と新温泉と、魅力も課題も本当に違う。
一方、子育ても経済活性化も、じつは暮らしに直結する市や町がやることが多くて、県が直接というのは意外と少ない(あるけど)。また全県一律でやっちゃったら、地域の実情に合わずに変なことになる可能性も高い。
なので、そこであえてなんかわかりやすくて派手なのを県や知事の人気取りためにやるのじゃなくて、ちゃんとそこに住んでいる人の事情をわかっている市や町を支えるかたちで実現していこうというのが、「バックアップ型県政」。
これは稲村さんが市長を12年をやった経験と、今回本当に多くの地域の人たちや市長さんたちと話した内容から出てきた、めっちゃリアルで大事な姿勢やと思います…地味だけど! 地味なんだけどねー!!
■最後の、未来への責任。
これも、もし選挙だけ考えるなら、「10年後の基礎体力を」というより、「3か月後にウエストがマイナス〇cm」みたいな、わかりやすいのを打ち出せばいいのに…と思わなくもないところ。んもう、地味やん!
でも稲村さんはめちゃくちゃまじめで、尼崎市でも相当厳しい財政を立て直しながらたとえば教育に使うお金を増やして教育最先端の自治体にしてきた経験があるので、いまそれよりお金の状況が厳しい兵庫県でも、より大きな規模でそれをやらなきゃいけないし、ちゃんとやんねん、と言っているのでした。
「こどもたちに、大人のツケを払わせたらあかん」という言葉に、私は個人的にドキュンでした。
<私の感想>
稲村さんは、ウソをつかないし、できもしないことも言わないです。そして、着手することが大事なんじゃなくて(着手することはもちろん尊いけど)、やり抜いて実現することが大事だと考えている。未来に、禍根や分断ではなく、成果という果実を残すために。
だから、やり抜くために、反対派も含めた多くのひとと対話を続け、「ともに」できるところを探し続けるスタイルをとる。
そういうのって、なんか地味なんですよね。「反対派をぶっつぶせー」とかいう方が、なんとなく格好良いし。
でも、「難しいこと、大変なことほど、みんなで力合わせな、でけへん。そのためには、現場の声、ひとりひとりが何を思っているのか聞くのがいちばん大事」というのが、阪神・淡路大震災でいろんなひとがゼロからルールをつくりながら自分たちの生活をもう一度立て直していった現場のボランティアから始まった、いなむらOSの基本姿勢なんやなーと感じてます。
…ちょっと地味やけどね!