矢印トップページへ

政策をくわしく

ご質問・答え

1.今回の内部告発にかかる県の一連の対応を検証します。
2.公益通報について、より高い信頼性のある仕組みに抜本改善します。
3.知事・副知事・議員なども対象に含むハラスメント防止条例を制定します。
4.職員が、知事ではなく県民の方を向いて仕事をすることでこそ評価される新たな人事・評価制度を導入します。

ーーーーーーーーーーー
ここから【副音声解説】 

こんにちは、「ともにひょうご」の湯川です。
政策とかがどうもピンとこないので、自分なりに、ふだんの稲村さんの言葉も付け足しながら、読み解いてみる【副音声版解説】。
 
■ 政策1-3「ピンチはチャンス。」

やっぱりいま、間違いなく兵庫県は混乱のなかにあると、私は感じています。
んで、「よし、混乱なんてなかったことにすっか!」と言ってどんどん次のことをするのではなくて、私たちの多くが初めて知った(少なくとも私は初めて知りました…)「公益通報」のことや、それがどうやったらちゃんと運用されるのかについて、振り返って「よりよい仕組み」にしていくのが、めっちゃ大事やと思ってます。
じゃないと、たくさんの人が辛かったり悲しかったりしたことがあって、「やっぱりこの状況でそのまま知事を続けるのは、ナシじゃない?」と(県民の代表としての)県議会の判断があって、だからお金もいっぱい使って県政もいったん止めてまで、いったんトップを選び直すことをやっている、その意味がない。
本当は何が問題だった? トップってそういうとき、どういうことをしたらいい? 組織としてこれから何を守れば、中の人も、県民も、守れる??
今回の一連のことを通じて学ばせていただいたから、次こそ、よりよくせねばねば。
…ってことじゃないかと思ってます。
 
▶ 稲村さんはよく、「ピンチはチャンス」といいます。ピンチのおかげで、みんなが危機感を持ち、それぞれ学び、変わるきっかけになる。
ピンチの時こそ、課題をオープンに洗い出し、知恵を寄せ合って解決法を考え、力を合わせて実現していく。
それは、阪神・淡路大震災のボランティアを原点とし、すんごい財政難の時の尼崎市を市長として率い、発砲事件というピンチから暴力団事務所ゼロを実現した、稲村さんだからこその、重みと希望がある言葉。
 
だいじょうぶ、希望を持とう!
私たちは、この春とは違う兵庫県を、つくることができる。
 
 
■ 政策4 「できない理由を並べるのではなく。」
「職員が、知事ではなく県民の方を向いて仕事をすることでこそ評価される新たな人事・評価制度を導入します。」
つまりいまは、知事を向いて仕事をすることが評価される組織になっているのではないか? ということ。
…えっとですね。実は私、2018年から5年間、広報官(のちアドバイザー)として、週に2日ほど兵庫県職員をしていました(なので前知事のもとでも、県職員でした)。
2018年に県庁に入り、仕事として頼まれた「職員の意識改革」を進めるにあたり、新たに広報ビジョンとして掲げたのが「県民主役」でした。なぜか。「県庁主役」になっていることが多い、と思ったから。
  
まぁこれ、大企業病でもあるんですよね。つい現場やエンドユーザーを忘れちゃう。でもさ、「顧客のことじゃなくて、社長の顔色ばっかりうかがっているヤツが出世する組織」って、みんなが腐っていくよね。
  
稲村さんからよく聞いたのが、「職員ってな、でけへん理由を並べがちやねんな。でもちゃうねん、住民と一緒に、どうやったらできるかって考えるのが、本当の職員の仕事やと思うねん」。
そのために稲村さんはたしか、たとえば職員が重要なポストに就くためには、住民といちばん近い地域の機関に行かないといけない、という制度を取り入れたりしたはず。住民のことわからんと、大事な仕事は任せられへん、と。
 
うん、そんな稲村さんなら、きっと県庁をしっかり変えてくれる!
その恩恵をいちばん受けるのは、間違いなく県民っす。うっす!