政策をくわしく
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20.国の防災庁設置に向けた議論をリードし、兵庫が経験した被災者の生活再建のノウハウの伝承と発展に寄与する
21.地震、風水害、感染症等との「複合災害」への対策や広域避難など災害への対応力を強化
22.県民を守るため、防災減災対策として「県民を守るハード事業」を優先実施
23.建設費用を抑制、県有公共施設の総床面積を縮減しながら、防災拠点機能を有する県庁舎を整備
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ここから【副音声解説】
こんにちは、「ともにひょうご」の湯川です。
政策とかがどうもピンとこないので、自分なりに、ふだんの稲村さんの言葉も付け足しながら、読み解いてみる【副音声版解説】。
■政策20-23「そもそも震災ボランティア出身」
私は阪神・淡路大震災のとき、東京の大学生で、この地域に縁もゆかりもなかった。
それはずっと、神戸で暮らすうえで、すこしコンプレックスみたいになっている。
稲村さんはそのとき、まさに神戸大学生で、奈良の自宅でレポートを書いていた。
それからすぐ被災地に行き、必要なのが長期ボランティアだとわかり、一度自宅に戻って今度は神戸市東灘区の大規模避難所に行って、長期ボランティアに入る。
私から見ると「そこにいた人」なのだけど、稲村さんは「どんなに心を寄せても、どうしても被災者にはなれない」もどかしさを感じていたという。
でも避難所で、「みんなで決めたルールは守られる」という自治の原点を知り、「私があなたを一方的に助ける」のではなく、「いま・私たちの問題」と捉えて「自分も当事者にさせてもらう」自治なら当事者になれると感じたのが、政治を志すきっかけ。
▶あの阪神・淡路大震災の現場を知っている。
その限界の場所で、いろんなひとのむき出しの声をききながら、ボランティアとして先に進めようとしてきた。
それで十分。
30年の1月17日に、稲村さんが知事だといいな。